目次

Chapter0 1分クッキングとは

1分クッキングは、1分間でハイスコアを目指すモードです。そのまんまですね。特別来店・伝説来店、クッキングバトル、デイリートレーニングなどでこのモードが採用されています。
ここでは1分クッキングのスコアを伸ばしたい方向けに書いていますが、この先の内容はあくまでも1プレイヤーとしてのアドバイスであり、最適解であるとは断言できず、プレイヤーによって合う合わないは必ずあります。それをご理解いただいた上で参考にしていただければと思います。

基本情報

4匹のポケモンでギミックを消してスコアを稼いでいきます。各ウェーブにはギミックが配置されており、ギミックを全て消すと次のウェーブに進みます。ウェーブ20をクリアすると、制限時間が残っていても終了します。

フィーバーについて

1分クッキングにはフィーバーというシステムがあります。フィーバーが発動すると2枚目の図のようになり、 制限時間+5秒、10秒間獲得スコア2倍 という恩恵を得ます。後述しますがこれめちゃくちゃ大事です。

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画面下部の細長いゲージがフィーバーゲージです。ゲージをためる手段は以下の通りです。

  • ポケモン消去(1匹につき1)(消去手段はマッチ、メガホン、スキルのいずれか)
  • スキル発動(1個につきそのポケモンのスキルゲージ分)(合体スキルはスキル2個分としてカウント)
  • ギミック消去(微増するが詳細は未解明)  

ゲージが400に達するとフィーバーに入ります。しかし、ゲーム内ではゲージを目分量でしか確認できません。

Chapter1 編成について

4匹のポケモンを編成します。編成が変わると立ち回りも変わるので、各ポケモンのスキルや、とくいギミックを確認しておくのが重要です。

優先するべきギミック

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6つのギミックが課題として出されます。ポケモンはそれぞれとくいギミックを持っており、対応しているギミックを隣接1回(一部のギミックは2回)で消すことができます。各ポケモンはLv15になるととくいギミックが3つになるので、ここまでは育成しておきたいです。
さて、6つのギミックに対し、4枠で全てカバーするのは非常に難しいです。そこで、厄介なギミックを考え、優先度の高いギミックを対応させていく必要があります。参考程度に、対応すべきギミックの優先度をtier表にしてみました。

tierギミック
Sバター 練乳 炭酸ボトル オリーブ マヨネーズ瓶
Aスキル メガホンが必要なギミック
B他のtierに書いてないもの
Cピクルス マシュマロ
Dクッキングシート ハチミツ キャラメル

S:左2つはとくいギミックがないと基本的に消し終わりません。右3つはとくいギミックで消さないとオリーブや炭酸やマヨネーズまみれになるのでこれも面倒です。
A:Sよりも面倒ではないですが対策必須です。カボチャと茶筒、アイスはとくいギミックでも隣接2回が必要なので、Bまでの対応ができてまだ枠に余裕があれば2枚積むのがおすすめです。
B:SとAを入れたあとでどんどん入れましょう。
C:あれば気持ち楽ですが開いていれば隣接1回で消せるので、Bに比べると優先度は低めです。
D:隣接1回か2回で済むので優先度を下げていいです。ただキャラメルはグダると盤面崩壊するので気をつけてください。

リーダーポケモンの選び方

編成の一番左にくるのがリーダーポケモンで、1分クッキングではそのポケモンのスキルを使います。
Chapter0でゲージの溜め方を説明しました。この中でスキルが一番効率よくゲージを溜めることができます。しかし、例えばもうすぐフィーバーに入る場面でスキルを発動すると超過が大きく損です。逆に微妙に足りないとフィーバーに入るためにマッチが必要で、時間がかかってしまいます。
そこでおすすめなのが、 スキルゲージが70,90,120 のポケモンです。70はスキル5回、90は4回、120は3回でほぼ過不足なくフィーバーに入ることができます。これはフィーバーゲージが400であることから計算すると考えやすいです。
上位層では五つ星ポケモンという追加効果持ちのスキルを持つポケモンをリーダーにするのが主流ですが、大抵はスキルゲージが150であり、フィーバーを回す難易度が大きく上がります。まずは70,90,120のポケモンで練習するといいでしょう。  

Chapter2 基本的な立ち回り方

編成がどれだけ良くても立ち回り次第でスコアが大きく変わります。逆に、そこそこの編成でも立ち回りが良ければ1000位以内も目指せます。
ではどういう立ち回りをすれば良いか、それはズバリ
「ギミックをできるだけ『高い倍率』で『たくさん』消す」
ことです。簡単に言うと質と量を両立させるということです。ただし、後者についてはフィーバー回数とスピード次第なのでここでは前者について書いていきます。
ただその前に重要なことがあります。
大前提として ギミックはできるだけ隣接マッチで消してください。 スキルやメガホンで消すと全然スコアを稼げません。以降の話も、ポケモンでギミックを消すことを前提に進めていきます。

倍率補正について

それでは、倍率の話に入っていきましょう。ギミックは1個につき、ある基礎スコアを持っています。これに次の4つの要素で高い倍率をかけていくのが基本的な考え方です。  

  • ポケモンのパズルスコア((パズルスコア÷100)倍)
  • ウェーブ進行(ウェーブ1は1倍、1ウェーブ進むごとに0.05倍増加、ウェーブ20で最大の1.95倍)
  • 2個以上のギミック同時消し(1.76倍〜2.25倍)
  • フィーバー(2倍)

マッチ数を増やすことやギミック+,++で消すことは微々たる差なので、時間をかけてまでマッチ数を増やしたり、パズルスコアを下げてまでギミック+,++のポケモンを入れたりする必要はありません。余裕がある時に入れるといいと思います。

まとめ消し

ここからは、先ほどの要素からいくつかを深掘りしていきましょう。まずはまとめ消しです。ここでは「2個以上のギミック同時消し」をまとめ消しと呼んでいます。先ほど1.76〜2.25倍の倍率補正がかかると書きましたが、具体的には以下のようになっています。  

ギミック消去数(個)ギミック1個あたりの倍率(倍)
11.00
21.76
31.95
42.05
5〜2.25

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実例として、上図は消すポケモン、マッチ数、ウェーブを同じ条件にしたときのスコアの違いを示しています。
(ウェーブ4で、パズルスコア384のヌメラで2マッチ
上:ギミック1個消し 下:ギミック2個同時消し)
ギミック1個あたりのスコア

59616(上)、104924(下)

となります。(計算は省略)

これを見ると、1個と2個では大きな差が生まれていることがわかります。まずは2個消しを意識し、余裕が出てきたらそれ以上もどんどん狙っていきましょう。また、逆に「1個消しをできるだけしない」という見方もできるかもしれません。自分にとっていいスコアに繋がりやすい考え方を取り入れるといいと思います。

フィーバーの有効活用

フィーバーは先ほどの要素の中で最も重要です。 「フィーバーを制す者が1分クッキングを制す」 と言っても過言ではないほどです。Chapter0で軽くフィーバーについて触れたので、それも思い出しながら読んでいただければと思います。
ではなぜフィーバーが最も重要か、それはフィーバーが 「ギミックをできるだけ高い倍率でたくさん消す」のに最も効率がいいシステム」 だからです。
10秒間スコア2倍は言うまでもないですね。そして制限時間+5秒により実質的な手数を増やせるので、消せるギミック数も増えます。

例えば、フィーバー3回とフィーバー6回では30秒間もスコア2倍となる時間が違いますし、15秒間も動かせる時間が違います。この場合、大体20〜30手ぐらいの差が出て、ギミック消去数も大きく変わってきます。これがスコアの差に大きく現れるのはよくわかると思います。それくらいフィーバーは大事なんです。
TOP50常連のプレイヤーは、フィーバー6回を安定して出します。動かすスピードが速いプレイヤーだと7回や8回を安定して出すことができます。最上位を目指したい方はこれを目安にすれば良いですが、1000位ボーダーの目安となる3000万前後を目標とするのであれば、5回を安定して出せるようになるといいと思います。  

では、フィーバーの回転率を上げるための立ち回りを紹介します。
大まかに言えば次の2つの繰り返しです。

  • フィーバー外ではひたすらスキルを作っては発動し、フィーバーにできるだけ早く入る、ギミックは極力消さない(増殖系ギミックは例外)
  • フィーバー中はスキルを使わず、ポケモンでギミックを消していく(積極的にまとめ消しを狙う)

フィーバー外でギミックを極力消さないというのは、ギミックをフィーバー内で消した方がスコアが高くなること、スキルでポケモンを消して次のスキルを早く作れるようにすることが理由です。ただし、増殖系ギミックは非常に厄介なので、先に消しておくのがおすすめです。
フィーバー中は、次のフィーバーを見据えてスキルを使わないでおきましょう。また、そもそもスキルやメガホンよりもポケモンでギミックを消した方が高いスコアを得ることができます。「スキルはフィーバーゲージをためるために使う」という意識を持っておきましょう。

スムーズに立ち回るために

さて、「この立ち回りを実践するぞ!」と思ってやってみたけど、なんか思うようにいかない、ウェーブが進まない… なんてことは考えられます。
ここでは、スムーズに立ち回るためのテクニックをいくつか紹介します。

  • 厄介なギミックは最優先に

先ほどもちらっと出てきましたが、練乳やバターといった増殖系ギミック、また上部の非移動ギミックは非常に厄介です。増殖系ギミックは言わずもがなですが、上部の非移動ギミックも、上から降ってくるポケモンをせき止めてしまうので、これらのギミックは最優先で消していきましょう。

  • タイマーを止める

スキルやメガホンの発動中やウェーブ移行時はタイマーが止まります。この時に盤面をよく見て、次の手を考えましょう。フィーバー中はスキルを使わないので、焦った時はとりあえずメガホンを押せば時間を作れます(スキル暴発に注意)。
また、画面右上の中断ボタンを押してもタイマーは止まりますが、画面が見えないのでメリットはほぼないです。

Chapter3 より高みを目指したい方へ

ここまではTOP1000に入りたいプレイヤー向けに書いてきましたが、ここからは最上位帯で勝負したいプレイヤー向けに書いていきます。
目安として、TOP50に入るためには

  • ある程度ポケモンが揃っていてLv20まで育成ができている
  • フィーバー6回を安定して出せる
  • ウェーブ18に到達できる
  • それなりにまとめ消しができている

この4つが条件だと筆者は思ってます。といっても主観で適当に書いているだけなのでプレイヤーによってはすんなり順位が上がったりします。練習を重ねるとスピードもだんだん上がってくるので、Chapter2までの内容を押さえて練習すればいずれ達成します。

フィーバー終了前の動き

ここからは、難易度は高いものの上位を目指す上で役に立つテクニックを紹介していきます。1つ目は、「フィーバー終了が近い時、無理に次のウェーブに進まない」ということです。
具体的には、1,2個ギミックを残した状態でフィーバーを終えるということです。これにより、次のフィーバーに入るためのスキルでポケモンを消しやすくなり、スキルの回転率が上がります。逆に、ウェーブの始まりでフィーバーを終えてしまうとスキルを打つ時にギミックを消さざるを得ません。できるだけギミックを無駄にしないようにするのがこの立ち回りです。
ただし、意図的にウェーブ進行を止めるということは、奥のウェーブに到達する難易度も上がります。スピードが重要になるので、その点は注意してください。

五つ星ポケモンの活用

最上位帯では、五つ星ポケモンがリーダーとしてよく採用されます。
五つ星ポケモンはスキル発動後に追加効果が発動します。追加効果はざっくり分けると次の4種類あります。

  • マッチしたポケモンの周りのポケモンも一緒に消える(当たり判定拡大)
  • 4枠目(編成画面の一番右)のポケモンが消える
  • リーダーポケモンのみ降ってくる
  • タップのみでポケモンを消す

1分クッキングで一番使われるのが一番上の効果、次いで上から二番目の効果といったところです。リーダーのみ降ってくる効果はまず使われません。タップスキルは可能性を秘めていますが、使いこなせるプレイヤーがほとんどいないのでここでは言及しません。ここでは上2つについて解説していきます。

では、当たり判定拡大のスキルから見ていきましょう。
このスキルは追加効果により、マッチしたポケモンの周りのポケモンも巻き込んで消します。巻き込んだポケモンがギミックに隣接していれば、ギミックをとくいギミックで消すこともできます。これが実質当たり判定拡大と言えるのでこの表現にしています。
当たり判定が広くなると、圧倒的にまとめ消しがしやすくなります。雑にやって強いです。
ただし、巻き込むのはポケモンだけなので、メガホンが盤面にたまっているとその効果が薄れてしまいます。メガホンはスキルが暴発しないように隅の方で定期的に消費しておきましょう。

次に、パズルポケモン-1のスキルです。これは左3枠で主要なギミックが対応できる時に使われている印象です。このスキルのメリットは、消したいギミックに対応するポケモンが多くいること、リーダーの降ってくる割合が多くなりスキルを貯めやすいことです。4枠あると、例えば「練乳を消したいのに消せるポケモンがいない…」ということがたまにあります。その課題がこのスキルだと解決するんですよね。上手く使いこなせれば当たり判定拡大スキルに引けをとらない強さになります。

また、五つ星ピカチュウなど、上記の効果に加えてフィーバーゲージが溜まりやすくなる効果を持っているポケモンもいます。通常、スキルゲージ150のスキルを2回打つとフィーバーゲージは300溜まり、フィーバー入りには届きませんが、この効果を持っている五つ星ポケモンはスキルを2回打つだけでフィーバーに入ります。ただし、スキルを別々に打つ必要があります。合体させると追加効果が発動する前に2つ目も消費してしまいます。別々に発動することで2つ目を打つときに追加効果が反映され、すぐにフィーバーに入れます。

どちらにも強さがありますが、前にもお伝えしたように五つ星ポケモンは他のポケモンに比べてフィーバー回しが難しいです。ただ、五つ星ポケモンでフィーバー6回を出せるようになるとかなりいいスコアが出ると思います。スピードは練習して地道に上げていくしかないですが、楽しみながらプレイするのがメンタル的にも一番だと思います。一つお伝えするならば、Switchは処理速度の関係上スピードを上げるのが難しいです。そこそこいいスペックのスマホをお持ちであれば、そちらの方がスピードを上げてプレイしやすいと思います。もちろんSwitchでも問題ないです。

Chapter4 おわりに

いかがだったでしょうか。多くのことをお伝えしましたが、「フィーバーが大事なんだ」ということがわかっていただければOKです。一度読んだだけでは長すぎて理解できません。攻略本のように使っていただければいいと思います。ただ、冒頭でもお伝えした通り、プレイスタイルは様々なので自分に合った要素を取り入れていただければと思います。結局のところ1分クッキングは練習するほど伸びます。その上達速度を上げるヒントとなり、1人でも多くの方が1分クッキングを得意になってくだされば幸いです。

上達講座動画

▼1分クッキング上達講座#1 スコアが伸びるただ1つの理由
https://youtu.be/7LaDa1gRfHY 
▼1分クッキング上達講座#2 増殖ギミックはさっさと消す
https://youtu.be/ulYb2NXzAt0 
▼1分クッキング上達講座#3 まとめ消し
https://youtu.be/J8WrViCjo34 
▼1分クッキング上達講座#4 最初はゆっくり動かしてOK
https://youtu.be/7gho4o3BWOc