Windows 10 サポート終了間近

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サポート終了日

2025年10月14日

どうなる?

Microsoft Updateによるセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、ウイルスやマルウェアに感染するリスクが高まる。

どうする?

Windows 11へアップグレードする

  • 無償
  • アップグレード要件を満たしている必要がある
  • 既存アプリの互換性問題が発生する可能性がある

Windows 11のPCを新たに購入する

  • 有償
  • 新しいPCなので長く使える
  • データ移行作業が必要

Windows 10延命プログラム「ESU」を申し込む

  • 重要なセキュリティ更新プログラムを追加で1年受け取れる(個人向けは2026年10月13日まで、以降は不明)

  • 本来は法人向けサービスだが今回は個人向けにも提供される

  • 有償($30)だが、以下の方法であれば無償で申込可能となる。
    →「Windows バックアップ」で設定をクラウドに同期する
    →「Microsoft Rewards」のポイント1,000と引き換え

  • あくまでもWindows 10のOS延命であり、アプリは別のお話(例:Office 2016 / 2019は2025年10月14日でサポート終了)

パスキーが今後どんどん普及?

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パスキーとは?

パスワードの代わりに生体認証(指紋認証、顔認証など)やデバイスのPINコードなどを用いて、より安全かつ簡単にログインできる認証方式。パスワードを覚えたり入力したりする手間を省き、フィッシング詐欺などのリスクを軽減できるため、近年注目されていいる。

もうちょい簡潔に分かりやすく簡潔に説明すると

パスワード

鍵を自分で作って、覚えてドアを開ける

パスキー

スマホに鍵が入っていて、顔認証で勝手にドアが開く

パスワードとパスキーの違い
項目パスワード(Password)パスキー(Passkey)
🔐 認証方法文字列を入力生体認証や端末のロック解除で自動認証
🔑 鍵の形式ユーザーが決めたパスワードデバイスに保存された秘密鍵
🧠 覚える必要あり(人が覚える)なし(デバイスが記憶)
🛡 セキュリティ強度弱め(使い回しや漏洩のリスクあり)強力(フィッシングや漏洩に強い)
🏷 利用される場面ほとんどの従来のWebサービスFIDO2・パスキー対応サービス(例:Google, Apple)
🔄 設定のしやすさユーザーが自由に変更可能対応デバイスで自動生成・自動保存
⚙ 技術的な仕組み単純な文字列一致公開鍵暗号方式(非対称鍵ペア)
🎯 攻撃への耐性フィッシング・総当たり攻撃に弱いフィッシング耐性が高い(なりすまし困難)
🔄 使い回しよく使い回されがち使い回し不可(サイトごとに異なる鍵)
📱 必要なものキーボード入力できればOK対応デバイス(スマホ・PCなど)と生体認証機能など

Googleサービス

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無料で使えるサービス。使えるものはありがたく使おう。

サービス名用途特徴
Google ドキュメント文書作成- クラウドベース、リアルタイム共同編集
- Microsoft Word互換
Google スプレッドシート表計算、データ分析- 複数人で同時編集
- Excel互換
- Google Apps Scriptでカスタマイズ可能
Google スライドプレゼンテーション作成- 直感的なインターフェース
- PowerPoint互換
- 共同編集可能
Google ドライブファイルの保存・管理・共有- 15GBの無料ストレージ
- Googleサービスと連携
- 簡単にファイル共有可能
Gmailメールサービス- スパムフィルタリング
- 15GBの無料ストレージ
- 他サービスとの統合
Google カレンダースケジュール管理- イベント作成・リマインダー機能
- 他サービスとの統合
- 複数カレンダー表示
Google Keepメモ・タスク管理- 音声入力・画像添付
- ラベルや色で整理
- 他Googleサービスとの連携
Google フォト写真・動画の管理- 高画質で無制限保存(条件付き)
- 画像認識技術による検索
- 共有アルバム
Google Meetオンライン会議- 高品質ビデオ通話
- 最大100人参加可能
- Gmailやカレンダーとの統合
Google 翻訳翻訳- 100以上の言語対応
- テキスト・音声・画像翻訳
- オフラインモード
Google Formsアンケート・フォーム作成- 無料でフォーム作成
- スプレッドシートに自動整理
- 複数の質問形式
Google アシスタント音声アシスタント- 音声でタスク依頼
- スマートホーム操作
- 他Googleサービスとの連携
Google Playアプリやコンテンツの購入・ダウンロード- Androidアプリのダウンロード
- 音楽・映画・書籍購入
- コンテンツ管理

データはローカル端末ではなくクラウドへ

データ(音声や画像等のファイル)はローカル端末(スマホやPC)だけに保存していると故障時に詰む。
今はクラウドに保存するのが主流になってきているので万が一に備えてクラウドへ保存しておこう。
自動バックアップや自動アップロードを活用すれば自分で何もやらなくても勝手に保存される。
GoogleであればGoogleドライブでOK(無料で15GBまで対応)

実は意識していなくても身近でもクラウド保存は行われている

  • iPhoneのiCloud
  • Nintendo Switchのセーブデータお預かりサービス(Nintendo Switchオンライン加入者限定)
  • ポケとるやポケまぜ等のゲームのセーブデータ

パソコン時短術

Google Chrome拡張機能

色んな拡張機能があるので試してみよう。

DeepL

翻訳ツール。翻訳サイトに行かなくてもその場で文字を部分選択して翻訳可能。サイト自体もかなり使いやすい。

ChatGPT - ウェブサイトとYouTube動画の要約

ウェブサイトやYouTube動画を一瞬で内容を要約してくれる。
ニュースサイトで長文を読まずに、YouTube動画を見ずに、概要のみ知りたいときに便利。

grt memo

Google Chrome上で動作するメモ帳。地味に便利。

クリップボード履歴

  • Windows+V
  • Clibor(アプリ)※MacならClipyがオススメ

ChatGPT

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大前提として

  • 単に一問一答のような調べごとや質問をするためだけのツールではない。それならGoogle検索でよい。
  • あくまで、自分の能力、知識やアイデアを拡張するツールであり、創造的作業を助けるもの。

使いこなすにはプロンプトが大事

  • ChatGPTに入力する指示のことをプロンプトという。
  • プロンプトは「指示書」。「上司が部下へ指示する」つもりで使おう。
  • 例として「ポケとるのブログのネタを考えてください」というようなプロンプトでも良いが、これだと期待する回答は得られにくい。
  • 「あなたは優秀なブロガーです。ポケとるに関するブログを書いて、アクセス数を増やしたいと考えています。ブログの読者は初心者を想定しています。SEO的に有利なタイトルをいくつか提案してください。」というようなプロンプトは効果的。

これからはAIが当たり前の時代に!?

  • スマホが当たり前の時代になったのと同じように、いやそれ以上にAIが当たり前の時代になるかも?
  • AIを使いこなす人とそうでない人で大きな格差が生じるのではないかと言われている
  • まずは何でも相談し、依頼し、AIとの接し方を肌で感じてみよう
  • AIからの回答そのものよりも会話の中から、答えやヒントを得ることに意義がある。